今回は、おでん、鍋物、煮物など様々な料理の調味料として使える「白だし」を加熱しないで作る方法を紹介します。
白だしとは
白だしは、日本の調味料の一種です。主に、かつお節や昆布などで汁を取り、醤油や塩、砂糖などを加えて調整したものです。特に、白醤油を使用している為、色が薄く、素材の色を活かすための料理によく使われます。
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白だしの加熱しない作り方とは
通常、白だしは昆布や魚の節から出汁を取るために加熱しますが、昆布とかつお節を冷水に一晩浸して出汁を抽出すれば、加熱せずに作ることができます。
材料(約600ml分)
- 昆布: 10g
- かつお節: 40g
- 冷水: 600ml
- 白醤油: 60ml
- 塩: 少々
作り方
- 昆布とかつお節を冷水に入れ、冷蔵庫に一晩置くことでゆっくりとだしを抽出します。これにより、だしの成分がしっかりと水に溶け出します。
- 翌日、だしが出たら、昆布とかつお節をゆっくりと取り出し、だしだけを残します。この時、素材を絞ったり、強く押さないようにしてください。絞ったり、強く押すとだしが濁る原因となります。
- だしに白醤油、塩を加え、よく混ぜ合わせます。これで、加熱せずに作る白だしの完成です。
出汁を冷水で抽出することで、素材の旨味をじっくりと引き出し、まろやかな白だしを作ることができます。
手作りの白だしの保存方法
手作りの白だしは、市販のものと違って長期保存ができません。作った後はなるべく早く使い切り、保存する場合は、清潔な保存容器を使用して、冷蔵庫で保存してください。
白だしの使い方
白だしは、おでん、鍋物、煮物など様々な料理の調味料として利用することができます。また、白だしは薄い色で仕上がりの色に影響を与えません。親子丼、茶わん蒸しなど玉子の黄身が鮮やかに仕上がる「玉子料理」にも向いているとされています。
いかがでしたか?
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