お料理やお菓子作り、お飲み物にも使えるはちみつですが、開封後の保存方法ってどうしたらいいの…?と疑問に思ったことはありませんか?今回は、開封後のはちみつの保存方法について解説いたします。
はちみつとは
保存方法について解説する前に、はちみつがどうやってできるのか解説いたします。はちみつは、ミツバチによって採集された花の蜜(ショ糖)が、ミツバチ自身のもつ酵素や植物由来の酵素により、主に「ブドウ糖」と「果糖」に分解されたものです。蜜源となる花の種類によって色や風味が異なりますが、黄金色でとろりとしているのが特徴です。水分は約20%、糖類は約80%です。
▽【関連記事】はちみつとオリゴ糖の違いって何?
はちみつが保存中に白く固まってしまう「結晶化」について
はちみつの保存中に起こりやすい問題として、はちみつが白く固まってしまう現象があります。この、白く固まってしまう現象は「結晶化」といいます。これは、はちみつの成分である「ブドウ糖」が15~16度以下になると結晶しやすくなるためにできるもので、品質に問題はありません。
はちみつの保存方法!気を付けることは?
温度
はちみつの結晶化を防ぐために重要なのが保管温度です。外気温が15~16度以下になると結晶化しやすいとされている為、低温での保存はNGです。また、温度変化が激しいことも結晶化の原因となりますので、コンロの近くなど温度の変化が大きい場所は避けましょう。
直射日光の当たらない、温度変化の少ない場所で常温保存がおすすめです。はちみつ自体に強い殺菌作用があるため常温保存でも安心してお召し上がりいただけます。
▽参考記事:農林水産省HP
冷蔵庫保存はできる?
先ほども説明した通り、はちみつは低温の場所ですと結晶化してしまう可能性がある為、冷蔵庫での保存はおすすめできません。
異物の混入
はちみつを取り出す際は、清潔なハニーディッパーやスプーンを使用してください。口をつけたスプーンですくってしまうと、カビなどの原因になってしまうことがあります。また、パンのカスなどの混入もはちみつが傷んでしまう原因となりますので、使用する分を小皿などに取り分けて使用してください。
▽ボトルタイプのはちみつならハニーディッパーやスプーン不要でサッと使えます
振動
振動もはちみつの結晶化の原因とされています。そのため、保管の際は振動が伝わらない場所で保管してください。
まとめ:はちみつのベストな保存方法
はちみつは直射日光を避け、常温で保存してください。食器棚など温度変化の少ない場所がおすすめです。
常温で保存しても、はちみつの種類や季節などによっては結晶化してしまう場合がございます。結晶化してしまった場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
▽【詳しく解説】はちみつはなぜ固まるの?固まったはちみつはどうしたらいい?
いかがでしたか?正しい保存方法で長くはちみつをお楽しみください。
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次回もお楽しみに!
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