オリゴ糖とはちみつ、どちらもよく使うけど違いって何？と疑問に思ったことはありませんか？今回はオリゴ糖と蜂蜜の違いを解説。それぞれの特徴や注意点、使い方などを紹介いたします。
原料の違い
オリゴ糖の原料について
まずオリゴ糖とは、糖質のうち最小単位である「単糖」が2個から10個程度結合したもので、少糖ともいいます。オリゴ糖は原料の違いによって種類が分けられます。砂糖を原料に酵素を作用させて作られるフラクトオリゴ糖や、大豆から天然成分を抽出・分離させた大豆オリゴ糖、乳糖にβ-ガラクトシダーゼを作用させたガラクトオリゴ糖、澱粉が原料のイソマルトオリゴ糖などが代表的です。液体タイプ・粉末タイプがあります。
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はちみつ
はちみつは、ミツバチによって採集された花の蜜（ショ糖）が、ミツバチ自身のもつ酵素や植物由来の酵素により、主にブドウ糖と果糖に分解されたものです。蜜源となる花の種類によって色や風味が異なりますが、黄金色でとろりとしているのが特徴です。水分は約２０％、糖類は約80％です。
甘さの違い
オリゴ糖の甘さ
お砂糖と比べるとオリゴ糖は甘さもカロリーも控えめです。クセがなくあっさりとしていて上品な味わいです。
はちみつの甘さ
お砂糖と比べると、はちみつはカロリーや糖質が低く、甘みが強いのが特徴です。
特徴
オリゴ糖の特徴１：おなかの調子を整える
オリゴ糖の効果として整腸作用や腸内細菌を増やす作用などが知られています。ビフィズス菌などの善玉菌と呼ばれる腸内細菌の栄養源となってそれらを増やす効果があります。
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オリゴ糖の特徴２：血糖値が上がりにくい
オリゴ糖は唾液や胃液などのヒトの消化酵素ではほとんど分解されないため、消化・吸収されないまま大腸に届きます。このため、糖質として体のエネルギーになりにくく、摂取しても血糖値が上がりにくいとされています。
はちみつの特徴１：ビタミン・ミネラルを含む天然の甘味料
はちみつには、たんぱく、ビタミン、カルシウム、カリウム、鉄、さらに健康に必要なミネラルが含まれております。
▼食品成分データベース
はちみつの特徴２：効率よくエネルギーになる
はちみつはミツバチによってほとんどブドウ糖と果糖とに分解されています。こうした単糖類はもうこれ以上、体内で分解される必要はなく、摂取すれば直ちに吸収されて、血中に移行します。そのため、はちみつは即効性のエネルギー源といわれています。
使用上の注意点
オリゴ糖の注意点
甘さが控え目の為、しっかりと甘さを感じるまで使用してしまうと、摂りすぎとなる可能性があります。甘さが控えめなことを念頭において使用することがポイントです。また、オリゴ糖は一度に大量に摂取すると一時的にお腹がゆるくなることがあります。一度に沢山摂取するのではなく、少しずつお試しください。
▼オリゴ糖のデメリットって何？
はちみつの注意点
1 歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べることによって乳児ボツリヌス症にかかることがあります。1 歳未満の乳児には与えないで下さい。
また、はちみつは結晶化し白い固まりができてしまうことがあります。自然現象ですので品質には問題がありません。保存の際は、温度差の大きくなる場所は避け、直射日光の当たらない場所で保管してください。
▼厚生労働省「ハチミツを与えるのは１歳を過ぎてから」
▼はちみつが白く固まるのはなぜ？品質に問題はない？原因と解決方法を紹介
いかがでしたか？
はちみつとオリゴ糖の違いについて紹介をしました。それぞれの特徴や注意点を理解して生活に取り入れてみてください。
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次回もお楽しみに！
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